江戸川区ワーママのだらだら子育て

東京都江戸川区在住のなななんです。江戸川区周辺の情報や、働きながらの子育てについて情報発信していきます。

出産で変化した3つのこと:気持ち編

こんにちは、なななんです。

 

2017年4月に出産してから今までの価値観がぐるっと変わった気がします。みなさんも思い当たることはないでしょうか?もうすぐ2年が経過しますので、振り返ってみたいと思います。

 

◆出産で変化した3つの気持ち

  1. 自分への興味がなくなった
  2. 子供を守る系の映画やドラマ、子供の事故に関するニュースが辛くなった
  3. 命に代えても守りたいという気持ちを知った

 

1.自分への興味がなくなった

ホルモンのバランスのせいでしょうか?自分への興味が本当になくなってしまいました。1年以上経っている今でもあまり復活していません。具体的にいうと、①化粧やおしゃれがどうでもいい(誰にどう見られてもいいと思うようになった)、②やりたいことがない(自分の用事は後回し、そもそもしたい事が思いつかなくなった)といった具合です。ママ友からも似たような話を聞きますが、なななんの場合、元々化粧もする日としない日があるくらいのずぼら人間に拍車がかかった感じがあります。1年半たってから「このままじゃいかん!」と思い直し、積極的に友達とご飯を食べに行ったり、美容院にも定期的に通い始めたりと少しずつ社会復帰しつつあります。

 

2.子供を守る系の映画やドラマ、子供の事故に関するニュースが辛くなった

あるあるですが、子供が辛い目に遭う系の話がめっきりダメになってしまいました。少し前にあった目黒の虐待のニュースも、最初はニュース内容も読まなかったほどです。見出しだけで「あ、これだめなやつ」ってシャットアウトしてしまうんですよね。高校生が一人でトイレで出産して遺棄したとか、もうほんとだめ。辛すぎる。出産前にはなかった感情です。いや、微量にはあったのかもしれませんが、ここまで自分事として辛くなる気持ちはありませんでした。

また、最近になって夫と海外ドラマを見始めたのですが、母親が未知の生物から子供を守りサバイバルする内容で、1話目の途中で離脱しました。子供の行く末が心配で心配でとてもじゃないけど平常心で観ていられなかったんです。子供が未知の生物と戦うドラマは大丈夫だったので、「親が守る」という行為が琴線に触れるのかもしれません。

 

3.命に代えても守りたいという気持ちを知った

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上記の記事内でも書きましたが、妊娠中は「もし事故に遭ったら子供よりも私の命を優先してほしい」と思っていました。だけど、今はその時の気持ちがすっかり消えてしまいました。

産後すぐは体のあちこちが痛いだけで産んだ実感もなく、「本当に目の前の赤子は私が生んだのか?」との疑念が常にありました。もし取り違えがあっても気が付かなかったと思います。最初はとにかく、この弱くて小さな生き物を生かさなければ…という使命感で育児をしていたように思います。だけど数か月もしてくると愛情や愛着が湧いてきて、いつの間にか「自分の命に代えても守りたい」と思うようになっていました。

映画監督である是枝監督の作品に“生みの親か?育ての親か?”がテーマの『そして父になる』という映画があります。子育てをして改めて考えた時に「私は“育ての親”を支持する」という結論になりました。とってもいい映画なのでぜひ観てみてください。

 

 

子供を妊娠・出産・育てて思うことは、“他人のことは推し量れない”ということです。実際に自分がその状況に置かれるまで気が付かなかったことがたくさんありました。過去の自分の行為や言動を恥じなければいけないこともありましたし、これからもあると思います。夫の事や子供の事も私には分からないことがたくさんあります。だからこそ、対話をして相手を理解する努力は続けなければならないと痛感しました。

 

少々お堅い内容になってしまいましたが、クリスマスプレゼントに靴を買いに行った時の娘のイラストでお別れです。キャラクターものって最強。でもそれでこんなに娘が幸せになれるならいいですよ…全身アンパンマンだったとしても…。トホホ。

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こう見えてるに違いない。