江戸川区ワーママのだらだら子育て

東京都江戸川区在住のなななんです。江戸川区周辺の情報や、働きながらの子育てについて情報発信していきます。

江戸川区の妊娠出産手続きと補助費用について

こんにちは、なななんです。

 

出産にまつわる様々な手続きがあるのですが、1人目でさんざん申請したはずなのに、1~2年の間に忘れてしまいました…。これから生まれる2人目、まだ見ぬ3人目(予定)のためにもまとめておきます。

※ご紹介するのは私(夫の扶養に入っていない。会社の健康保険組合に加入している。)が申請した場合の手続き方法です。最新の方法、必要な手続きは各機関にお問い合わせください。

※江戸川区の申請についてはHPのリンクを貼っておきますので、概要の説明は省略しています。

 

 

◆妊娠発覚時

江戸川区の場合、近くの健康サポートセンターに妊娠届を出すことで母子手帳と妊婦健診の補助券がもらえます。さらに、江戸川区の特定商店で使える商品券が9500円分もらえます。それ以外にも妊娠出産Howto本やチラシなど、もらう資料は盛りだくさんです。詳しくはこちらのページに記載があります。

私の家から最寄りの健康サポートセンターは、平日8時30分から16時30分までしかやっていなかったので、働いている場合は休むしかないですね…。それでも補助券を使うことで妊婦健診費用が緩和されるので、病院で予定日が確定したら次回の健診までにもらいにいくべきです。

歯科検診については、母子手帳をもらうときに説明がありました。区が提携している歯科で無料の検診が受けられるとのことでしたが、私は別の区の歯医者に通っているため新しく診察券を作るのが嫌だったのと、治療などは有料になるとのことでやめておきました。

 

 

◆産休前後

会社で加入している健保組合により内容が異なる可能性がありますので、あくまでも私の会社(協会けんぽ)の場合の話です。

  • 高額医療費限定額適用認定証の申請
  • 出産手当金申請書類の申請
  • 産前産後休業保険料免除制度の手続き

高額医療費の概要は以下の通りです。

同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額を超えた分が、あとで払い戻される制度です。

病院の窓口であらかじめ認定証を見せることで、限度額を超えた分の支払いが免除されます。1人目の時は申請していませんでしたが、今回は病院から勧められたので申請してみました。健康保険組合から取り寄せるだけなのでやっておいて損はないと思います。

 

また、出産手当金の概要は下記の通りです。

被保険者が出産のため会社を休み、その間に給与の支払いを受けなかった場合は、出産の日(実際の出産が予定日後のときは出産予定日)以前42日(多胎妊娠の場合98日)から出産の翌日以後56日目までの範囲内で、会社を休んだ期間を対象として出産手当金が支給されます。

私の会社が属している健康組合では書類が3枚つづりになっており、1枚目は出産する当人が、2枚目は出産した病院が、3枚目は事業者が記入するようになっています。1人目を出産した時は入院中に2枚目を書いてもらうのを忘れてしまい、後日取りに行きました。今回は入院中に書いてもらおうと思っています。

こちらの給付額は出産日によって変わるため、産後に手続きするのが無難です。会社が手続きするのか自分でやるのかは、事前に確認しておいた方がよろしいかと思います。

 

産前産後休業保険料免除制度の概要は以下の通りです。

産前産後休業期間(産前42日(多胎妊娠の場合は98日)、産後56日のうち、妊娠または出産を理由として労務に従事しなかった期間)について、健康保険・厚生年金保険の保険料は、事業主の申出により、被保険者分及び事業主分とも徴収しません。

お給料が発生すると天引きされている社会保険料が一時的に免除になります。これは会社側にもメリットがある手続きなので、会社が勝手にやってくれているといいのですが、不安な場合は産休に入る前に念押ししておいた方がいいかもしれません。

 

 

◆出産時

  • 出産育児一時金
  • 会社へ報告

出産一時金の概要は以下の通りです。

被保険者及びその被扶養者が出産された時に協会けんぽヘ申請されると1児につき42万円が支給されます。(産科医療補償制度に加入されていない医療機関等で出産された場合は39万円(平成27年1月1日以降の出産は40.4万円)となります。) 

大体の病院が直接支払制度(事前に書類を申請することで、健康保険組合が直接病院に支払ってくれる。退院時の会計ではすでに42万引かれている。)を導入しているので、病院から案内があるかと思います。案内がない場合は自分(もしくは会社)で申請しなければなりません。

私の場合、1人目の時は窓口で支払う金額が大きくなってしまうのを避けるため、直接支払制度を申請しました。今回はクレジットカードが使える病院なので、ポイントを貯めるために(せこい)、いったん病院で全額支払ってから健康保険組合に請求しようと考えています。

 

また、出産予定日と実際の出産日が同じになることは少ないと思います。出産日がずれると給付金などの申請内容が変わってくるので、落ち着いてからで構いませんので会社へは報告しましょう!会社によっては申請書のフォーマットがありそうですよね。私の勤め先は小さな会社ですし、私が総務なので自分で粛々と手続きをします。

 

 

◆産後

育児休業保険料免除制度の概要は以下の通りです。

育児・介護休業法による満3歳未満の子を養育するための育児休業等(育児休業及び育児休業に準じる休業)期間について、健康保険・厚生年金保険の保険料は、事業主の申出により、被保険者分及び事業主分とも徴収しません。 

産前産後休業の時と同じですね。こちらも会社側にメリットのある手続きですが、会社がやってくれるかは確認しておきましょう。 

 

育児休業給付金の概要は以下の通りです。

被保険者の方が、1歳(一定の要件に該当した場合は1歳2か月。さらに一定の要件に該当した場合は1歳6か月又は2歳。)に満たない子を養育するための育児休業を取得し、育児休業期間中の賃金が休業開始時の賃金と比べて80%未満に低下した等、一定の要件を満たした場合に、ハローワークへの支給申請により支給されるものです。

これまで紹介した給付手続きは年金事務所や健康保険組合の管轄でしたが、育児休業給付金は雇用保険の管轄になります。産休が終わり育休に入ってから約4ヶ月以内に、受給資格申請及び初回受給申請をする必要があります。2ヶ月分がまとめて支払われますので、以後2ヶ月ごとに申請を続けていく必要があります。

 

新生児訪問の申請は、母子手帳についているハガキを出すだけです。出産後に諸々の手続きとあわせて、夫に投函を頼んでおくのがいいと思います。

 

出生届の申請は、病院が記入した出生届をもって産後14日以内に区役所に行く必要があります。

 

児童手当は15日以内、乳児養育手当は1歳までに申請する必要がありますが、遡っての給付申請ができません。特に月末付近に生まれた場合、申請が遅れると1ヶ月分もらい損ねる場合がありますので、出生届とあわせて早めに手続きしてしまいましょう。

 

また、子供の保険証を発行するのに両親どちらかの健康組合に申請する必要があります。会社への申請を忘れないようにしましょう。

 

健康保険証が手元に届いたら、子ども医療費助成制度への申請です。子供を生んでから実感しましたが、子供の医療費無料は本当にありがたいです。少しでも「おかしいな?」と思ったら、躊躇せずに病院に行くことができます。新生児期に病院へかかることはあまりないかもしれませんが、発行までに時間もかかるようなので何かあったときのために早めの申請をお勧めします。

 

 

盛りだくさんで圧倒されますよね。特に産後の手続きの多いこと。夫や家族の協力なしではとてもじゃないけどやり切れません。

ちなみに私の夫は手続き関係をぎりぎりになって調べてやるタイプなので、1人目の産休中にまとめて印刷したものを渡しておきました。冒頭に書いたように、どういう手続きがあるのかすっかり忘れていましたが、当時のまとめを発見しこうしてブログに書き起こすことができました。2年前の私、グッジョブ!

 

 

そういえば、この間twitterで知ったのですが、江戸川区で新しいサービスが始まったみたいですね。

www.city.edogawa.tokyo.jp

使える時間は短いですが、無料で頼めるのが素晴らしい。たくさん利用者がいれば事業拡大の可能性もありますよね。私も産後、申し込んでみようと思っています。使ってみた方の感想も知りたいので、もしいらっしゃったら教えてください。

また、間違っている内容、足りない情報などあればご指摘いただけると嬉しいです。

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「すき」は魔法の言葉ですね。